設定：葛葉・狭霧

【葛葉・狭霧】()
貴種ヴァンパイア×白燐蟲使い
誕生日：1993年2月24日
年齢：満17歳
身長：177.4cm
外見：漆黒の瞳、漆黒の髪。どちらも光が反射すると赤く見える。
口調：冷静沈着、落ち着きのある紳士的な口調。
　　　一人称⇒「私」、靖胤にのみ「俺」　二人称⇒「貴殿」、親しい人には「君」、靖胤には「お前」
ICV：野島健児(やや高めの少年らしい声)
IS：【炉心融解】、志方あきこ【サクリファイス】、志方あきこ【レプリカーレ】

常時追加

【生い立ち・環境】

葛葉の一族は、古来より続く由緒正しいヴァンパイアの一族。
人里から隠れ、ひっそりと暮らしていたが、ある事件により滅びてしまう。
一族の長である父・清良(キヨラ)、母・椿姫(ツバキ)、兄・悠吏(ユウリ)、妹・鞠亜(マリア)を家族にもつ。
しかし、事件が起こった際に殺害されてしまう。
一族で残ったのは狭霧のみで、すぐに水忌に引き取られる。
そんな狭霧を立派なヴァンパイアに育て上げたのは、一人の従属種の男。
名前は嶺秦(レイシン)。彼は葛葉に身命捧ぐ忠実なる従属種であり、事件の数年前から諸事情で屋敷を離れていた。事件の少し後に急いで戻り、靖胤の父・綾人とともに狭霧と靖胤を鍛え上げる。
狭霧は嶺秦を心より信頼しており、師匠として忠臣として、父のように兄のように慕っている。(因みに靖胤は彼を嫌っている)
物心付いた頃より自身を殺して生きるようになり、その所為か今でも極度の無表情。
声も淡々として無感情のような印象を与える。
感情はしっかりと持っているのだが、うまく表せない様子。
実の所、ほんのうっすらと微笑んでいたり、困り顔をしていたり、拗ねたようにしているのだが、
その変化は極微細な為、判別できるのは靖胤のみ。
作り物のように整った端整すぎるほどに端整な容貌と、その無表情の為、よく人形と喩えられる。
本人はもう慣れてしまった為、「勝手に言ってろ」と思っている。


(About Hair Color And Eyes Color)
どちらも漆黒で、光が反射すると赤く見えたりもする。
瞳に光はなく、昏く淀んでいる。瞳は怒った際に赤みを帯びる傾向がある。


(About Yasutane And Others)
 靖胤とは赤子の頃からの仲。両親同士がとても仲が良く、ずっと共にすごしてきた。
清良が綾人に対して、良き盟友で在りながらも忠誠を誓っていたので、狭霧も靖胤に忠誠を誓うようになる。
狭霧と靖胤は盟友で在りながら主従、そして兄弟のような関係。
互いが互い無しでは生きられない程の固い絆が結ばれている。
狭霧は基本的に人見知りをする方であり、あまり深い付き合いをしたがらない。
子供のように純心無垢であっても心を閉ざしがちなのは、無意識の行動。
しかし、信頼している相手にはとことん信頼を寄せ、疑いの気持ちを一切持たない。
ただ、いくら信頼している相手とは言え、靖胤に何かしらの害を及ぼすもしくは無礼極まりない言動を取った場合は絶対に赦さない。


(About Talent)
元来賢く頭の良い子であったが、日々熱心に学習を欠かさない。
知的好奇心が中々に旺盛。しかし、聞いていい事と駄目な事の判断はしっかりと下してから追求する。
大人びて見えてその実子供らしい…と見せかけて精神年齢は高く、大人びた考え方をする。
身体能力はかなり高く、銀誓館でこそ埋もれがちになってしまってはいるものの、常人と比べるとまさに人外の領域である。まあ実際のところ人外なのだが。

ちなみに性格は、極めて人畜無害(靖胤に害を与えない限りは)で素直、純心無垢、天然ボケ、電波の不思議ちゃん。時々潔い男らしさを見せるが、基本的には冷静沈着で温厚篤実、大人しい。
ただし寝起きは相当悪い。機嫌の悪さはトップレベル。
口よりも先に手足が出る。放送禁止並みの暴言を吐く。