「 背後は 力尽きた 」「……いつもじゃね？」

※靖胤くん、狭霧くん、ちょっといいかね？

水忌：「何じゃ、背後…。急に改まって。」

狭霧：「………？」

※あのさ……、マジでしんどいのさ。俺は。

水忌：「……常にしんどそうじゃろう、御主は…。」

狭霧：「…それで、今度は何だ？」

※なんかさ～、俺って最近失敗ばかりしてるよな…、靖胤然り狭霧然り。

水忌：「…まあ、否定はせぬが」

※でさ、俺ってガラスのハートなワケ。ちょっとしたことでも余裕で3日は引き摺るワケ。

狭霧：「ガラスのハートて…」

※そこは突っ込むんじゃないよ！嘗めんな！……で、今はちょっと低速なりたい気分なのさ。

水忌：「はぁ…、まあ、いいんじゃねェ？」

※いいんかい！

狭霧：「私も…構わないよ。」

※マジか！

水忌：「俺もちょっと大人しくしたい気分だし…。……キャラ崩壊怖いもんねェ～」

狭霧：「全くだ」

※すんませんでした…崩壊させて…。

水忌：「俺は元々クールだったんだ…。冷静冷厳怜悧。……それが今ではワケの分からん先輩じゃねーか。どうしてくれんだ。」

狭霧：「私も元は紳士だったのに……何故電波系天然弟キャラに。」

※すんませんでした…血迷った結果がコレだよ…。

水忌：「しかもお前…なんでまた女装IC作ってんだよ…アホか…」

狭霧：「靖のあの沈みようは半端なかったぞ。」

～回想～

狭霧：「靖、話がしたいという者が来ているが…通すか？」

…シーン…

狭霧：「……靖？入るｚうわぁ……何だその格好……」

水忌：「…りぼんだよ。」ボソッ

狭霧：「え？」

水忌：「デコリボンだよ悪ィいかよ！ゴスロリですよフリッフリでしてよアハハハハハハハハハ！！」

狭霧：「Σちょっ、靖、聞こえる！客人に聞こえる！」

水忌：「それが何だってんだコノヤロー！寧ろこの格好で行ったるわ！今行きますわよキャハハハハ！！泣」

狭霧：「ちょ、もちつ…落ち着け！その格好はマジでやばい！水忌家の信用に関わるからな！」

水忌：「ンだとコノヤロー！人を見た目で判断するんじゃないって先生に教わらなかったのか！」

狭霧：「そういう問題じゃない！いいから止めろ！落ち着け！」

水忌：「うるせぇ！この姿はもうとっくにICとしてネットで見られてんだよ！世界だぞ！全国ってレベルじゃねーぞ！分かってんのか！」

狭霧：「ちょっ、誰か導眠符持って来い！」

～回想終了～

※すげぇ壊れてるｗｗｗｗ

狭霧：「マジで大変だったのだよ…。」

水忌：「羞恥で死ねる」

※キャラ崩壊ﾊﾞﾛｽｗｗｗｗｗ

水忌：「てめェふざけんなよクソ背後！＃」

狭霧：「靖！落ち着け落ち着け！；」

※おｋ、靖胤。とりあえず落ち着け。刀と符を仕舞え。

水忌：「フーッ！」※威嚇

狭霧：「ほらほら、もう大丈夫！大丈夫よ！」

水忌：「…………むぅ」

狭霧：「…落ち着いたか？」

水忌：「…何とか。」

※フゥ…、マジで生命の危機を感じたぜ……。

水忌：「お前ホンマ次やったらねじり切るぞ！」

※Σな、何をでしょうか！？

水忌：「覚悟しとけぇや…兄ちゃん…。…千切っては投げ、千切っては投げの地獄やぞ……」

※兄ちゃんてアンタ…一応女って事でやってますんでその辺よろしく。(注：女です)

狭霧：「……それで、本題は？」

※おう、そうだった。…で、低速ってことでいいのか？凍結はしないつもりだけど。

水忌：「俺は凍結でも良いけどな。」

スパーン！

水忌：「Σいった！？何すんだ狭霧！」

狭霧：「そういうこといわない。寂しがりの癖に」

水忌：「なっ、だっ、誰が寂しいって言ったんだよっ！思ってねーよそんな事っ！俺はもう大人だぞ！？」

狭霧：「関係ねーよバァーカ。変に意地張ってんじゃねーぞ、みっともねぇ」※黒狭霧降臨

水忌：「Σみっ……ともない…って…。……す、すみません……でした…」

狭霧：「お前はまだまだ子供だろが。自意識過剰だぞ」

水忌：「ごめんなさい…返す言葉も御座いません…泣」

※黒狭霧は男らしいな～格好良いな～。お前も見習えよ靖胤くん～

水忌：「お前の所為だよッッ！！泣」

※そうでしたｗｗ

狭霧：「ったく…。……ま、というわけで、顔出しはあまりしませんので、ゴリョーショー下さいね。」

水忌：「何と云う喧嘩腰……。」

※何と云う不良少年……。

狭霧：「黙ろうか」

二人：「申し訳御座いませんでした。」